08.02.04
「警視庁24時」の世界
東京で雪が積もるほど降ったのは2年振り。
今日が日曜日でよかったなぁ…なんて安堵しつつも、明日はそこら中が凍り付いてて恐ろしい状態だろうと思うと、若干気が滅入る。
名主屋敷もこんなだし、ようやく「冬」っていう景色を拝むことが出来た感じ。
というワケで、今日はドコへも出かけず、家に閉じこもってゆっくり休養。
で、前回の話の続き。
被害届けってヤツを出しに、事務所近くの交番へ出向いた。
犯人の目星が付いてるって言っても、目撃したワケでもなければ証拠があるワケでもないので、ただ単純に「被害届けを出す」だけの作業で終わりそうな気配だけど、泣き寝入りなんて御免だし、やらないよりはやった方が良いであろうと言うことで。
事情を交番勤務の警官に話し、簡単な調書を作成していると、途中で酔っ払いが入ってきて「携帯落としたんだけど、見つからないかな?」なんて言い始める。
その時間、交番には警官が一人しかいなかったので、シラフの俺と酔っ払いを天秤にかけた彼は、俺を待たせて酔っ払いの相手をし始めた。
それも若干腹は立つけど、まぁ仕方がない。
しかし、この酔っ払いがタチの悪い田舎モンで、遺失物届けすらまともの書けない。
その上、何度も「見つかるの?」と聞いた挙句に、色よい返事が聞けないとなると、「事務的やなぁ」とか「あんた仕事できんねぇ、そんなコトじゃ出世できんよ」とか八つ当たり。
酔っ払って携帯落としてる時点で、お前の方が出世できんっつーの。
俺も正直言って警官なんて好きじゃないけど、こういうのを傍から見てると少しだけ「かわいそうに」と思ってしまう。
その何十倍も「イヤな商売だなぁ」と思うけど。
結局、被害届けを出すには「被害額」がわからないといけないので、後日部品代を調べてこっちから電話しなきゃいけない…っていう話だったんだけど、その言葉を聞くのに約1時間かかった。
なんで、被害者の方が色々と手間がかかって大変な思いをしなきゃならんのか、ホントに理解できん。
やられ損でいいのか?世の中よ。