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春・夏・秋用革サンダル制作の第2弾。

今回も引き続き、もらった余り革を使ったサンダル制作です。

実は、前回作ったヤツは形にこだわり過ぎたせいか、あまり履き心地が芳しくなく、正直失敗作っていう感じになってしまった。

ベルト革の部分が足になじむまでは、多少硬いのは仕方ないんだけど、結構歩き回る用のサンダルだし、靴擦れ状態になるのは好ましくない。

ソールに関しても、ゴムがちょっと薄すぎたので、地ベタを歩いてるような感覚で、正直距離を歩くのには向かない仕上がりになってしまった。

そこで、まだ多少残ってた余り革と、前回の経験を活かして探したソール用のゴムとで、新たにサンダルを作ることに決定。




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形に関しても経験を活かして、普通の鼻緒を持ったビーチサンダル型に。

鼻緒に関しては、さすがに接着っていうワケにはいかないんで、一応キッチリ麻紐で縫製。

カーブに関しては当て勘って感じなので、ちょっと詳しく解説できないけど、あくまで足に当ててみながらカーブの感じを出してみた。

で、親指と人差し指の間(大体のトコ)に穴を開けて、鼻緒を通したうえで縫製。

外側も足を当てつつ場所を決めて、同様に縫い付ける。

鼻緒を縫いつけたら、あらかじめヤスリをかけておいた裏側部分と、本体同様に型紙を当てて切り出しておいたソール用のゴムの接着面に、しっかりと接着剤(普通の木工・皮革用ボンド)を湿布。

5分ほど乾かしたら、両面を合わせて、しっかりと圧着。

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裏面はこんな感じに仕上がってます。




で、一時はその状態で履いてたんだけど、やっぱり薄すぎたので地ベタを歩いてる感じは拭えず、足の接地面側にもう一枚革を重ねるコトにした。

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で、出来上がったのが、こんな感じ。

革が一枚増えたおかげで、鼻緒の締まり具合もより強くなって、サンダルと足がプカプカ浮かないようになったので、結果的に柔らかさ以上の効果を発揮してくれた。




さすがに大雨の日には履けないんだけど、ちょっとした小雨程度なら問題ないし、むしろ水ハネ跡が味になるから、梅雨の時期だけどほとんど毎日履いてる。

元々俺の足専用に作ってあるし、さらに履けば履くほど足になじんでいくので、とっても良い感じ。

普通にモノ作るのって楽しいけど、やっぱ実用性のあるものは使えば使うほどに愛着も湧くし、良いなぁ。




さて、一段落したら、第一弾の方も修正してみようっと。