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06.01.13

時代か…

ニコン、F6とFM10を残しフィルムカメラから事実上の撤退、デジカメに注力

コイツは驚いた。





その内…とか思っていたような事態が、気づかぬ内にもうスグソコまで来ていた。

ニコンがフィルムカメラ製造を切り捨てるなんていう事態は、俺がまだ学生だった頃には考えもしないコトだったのに…

まぁ、よく考えたらその頃から(もしくはもっと以前から)こういうコトになる流れは決定されていたんだろうが。

しかしホントにビックリだ。

フィルム、フィルム付きレンズ、フィルム(アナログ)カメラなどの売り上げが減少の一途だったのは当然知っていたが、ニコンほどの企業でも「売り上げ全体に占めるフィルムカメラの売り上げは2%程度」という事態にまで落ち込んでいようとは…

確かに、プロやハイアマチュアを除く一般大衆が、わざわざ手間もお金もかかり、かつリスキーなフィルムカメラを、デジタルカメラという選択肢を無視してまで選ぶハズもない。

簡単に撮影でき、簡単に確認でき、簡単にプリントでき、簡単に保存できるデジカメ。

もちろん、そんな消費者の選択に問題があるワケもない。

しかし…

何ていうか、フィルムアニメを捨てたディズニーもそうだが、経営や数字に合わなくても、守っていくべき姿勢っていうのがあるんじゃないか…と、どうしても思ってしまう。

もちろん、ニコンはすぐに完全撤退するワケではないんだろうが、ココまで大幅な削減は将来的な完全撤退を視野に入れているように思う。

何とも寂しい話だなぁ…って、そんなにニコン党ではない俺でさえ感じるんだから、バリバリのニコン党にとっては相当なショックなんではなかろうか。

いやはや、時代だねぇ…