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何でしょう?

横浜からやって来たコイツの正体、わかるかな?

ま、答えは見たまま。

そうです、家庭用かき氷製造機です。




猛暑が続くこの夏、ふとした話題からコイツの存在を思い出し、実家に問い合わせると「まだあるよ」という返事。

実はこの機械、俺が物心ついた頃から家にあるシロモノなので、年齢的にはおそらく軽く成人を迎えているのです。

とはいえ、小学生だった頃以降コイツを動かした記憶が皆無だったので、「まだ動くのか?」という部分が最大の関心事。

さらに問い合わせると、「まだ動くよ」という返事をもらえたので、早速送ってもらった。




機械だけをお願いしてたつもりだったんだけど、梱包を解いてみると、このガラスの器がついていた。

実はコレも小さい頃、食後のデザートやかき氷を食べるのに使っていたモノ。

図らずも、ものすごいノスタルジックな感傷に浸ることが出来た。

お母さんの粋なサプライズでした。




かき氷の作り方は、いたって簡単。

青いヘッド部分を取り外して、丸いアルミの製氷皿で作った氷を置き、そこに取り外したヘッド部分をはめ込んで、上部の黒いスイッチを押すとヘッドに内蔵されたモーターが回転することで氷を削って出来上がり。

という至極原始的なマシーンなので、壊れるコトってのもそうはないのかもしれないが、さすがナショナル製だけのことはある。

10年以上ぶりの仕事にも関わらず、その動きは衰えを知らない。

パウダースノーみたいな、シャリシャリのかき氷を生み出してくれました。




今日はシロップが無いので、キリンレモンをかけて「炭酸かき氷」で。

いや~、チベタイ!