Darkroom Darkroom Darkroom Darkroom Darkroom Darkroom Darkroom Darkroom Darkroom Darkroom

07.03.24

やっと

クラブW杯の開催国枠が設置されるコトになったらしい。

オーストラリアのアジア連盟移籍に伴って、オセアニア地区枠の弱体化が著しいのを目の当たりにしたせいらしいけど、これでようやくW杯としての体裁が整ってきた感じだ。

世界クラブ選手権が始まり、その後トヨタカップと統合されて以来、日本のクラブが出場したコトはない。

この10数年で唯一日本のクラブとしてアジアを制したジュビロ磐田も、その翌年の世界クラブ選手権が非開催という事態に陥り、出場機会を逃している。




去年、クラブW杯と名称を変えたこの大会を観戦して感じたのは、競技レベルの問題よりも集客の問題だ。

バルセロナは日本でも認知度が高く、比較的集客能力が高いので、決勝戦はバルサファンで埋まっていたものの、それ以前の準決勝、3位決定戦は閑散としていて、とても世界一を決める大会とは思えないほど。

もちろん本家W杯でも同様のコトが言えて、開催国が出場できなければ大会自体の成功に繋がらないため、きちんと開催国枠が用意されているし、それは下の年代のW杯や、オリンピックでも同様だ。

開催した大会が盛り上がらなければ、競技レベル以前の問題ですでに破綻している。まさに本末転倒だ。

この決定で、ようやく今年のクラブW杯は、欧州クラブに頼らない集客を期待できるようになるだろう。




出場チームが浦和になるのか定かではないが、昨年のリーグチャンピオンチームだとするなら浦和だろう。

正直、去年の大会のあまりの盛り上がらなさに、「ここに浦和が出場していれば…」と思ってしまったものだ。

プレシーズンマッチじゃないガチンコ勝負の場で実際に対戦して、レベルの違いを目の当たりにすれば、Jリーグ各クラブの意識も変わるだろうし、選手、観客への影響など、効果は計り知れない。




まぁ何れにせよ、これで将来的には日本を離れ、世界各地での持ち回り開催というプランが現実味を帯びてきた。

やっと世界大会らしくなってきたと言える。