05.11.05
シュバンクマイエル展
葉山の神奈川県立近代美術館にシュバンクマイエル展を観に行った。
久々の美術館。
新しい建物で、中はとてもキレイ。
中庭から海へと降りることもでき、夕方にはとてもキレイな夕日を望めるらしい。
ま、とりあえずそれは置いておいて、中身の話を。
シュバンクマイエルはチェコ人(当時はチェコスロバキア)で、主にアニメーションなどの映像作家として有名。
だと思っていたのだが、この展示を見てそれが全く間違った解釈だったことが判明。
この人、何をやらせてもスゴイ。
この展示には、映像はもちろんのこと、ドローイングやコラージュなどの絵画作品、剥製をモチーフにしたオブジェなど様々なアート作品があり、それぞれが非常にパワフルでエロティック。
基本的に、全ての作品が社会風刺とエロティシズムで構成されている印象。
厳しい社会主義体制の中で育った反逆の文化が、こういったパワフルな作品たちを生み出させるのか、70歳近い年齢での作品にも相当なエネルギーが感じられた。
最近、おとなしめの作品ばかり見ていたこともあって、久々にハンマーで殴られたような衝撃だった。
いや、ホント面白かった。
そうそう、昔お世話になっていた職場の先生にタマタマ会うことが出来た。
ユキコと行動していると、そういう偶然がとても多い。
不思議だ。。。