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09.06.10

中東の笛

中東の笛

やっぱり実在するようですね。

サッカーの2010年南アフリカW杯アジア最終予選。

先日のウズベキスタン戦で日本は勝利を収め、ひとまずは切符を獲得した。

しかし、試合ではホームタウンディシジョンという範囲を明らかに超えた、あまりにも偏った判定を下す審判団のおかげで、全くサッカーをさせてもらえなかった。

これは、もしや…と思ったサッカーファンも多かったようだけど、彼らも今さっき終わったカタール戦を見てさらに疑念を強く抱いたんじゃなかろうか。




これはハマムの報復だと。




1ヶ月ほど前、アジアサッカー連盟(AFC)の会長選挙があり、そこで再選を狙ったハマム会長を下ろそうという動きに日本は参加した。

対抗馬(これも中東人だけど)を担ぎあげた韓国などと組み、ハマムへの反対姿勢を打ち出したんだけど、結局僅差でハマムが再選を果たしてしまった。

このハマムって人間は相当に歪んでいると評判だったので、いずれ日本も仕返しを受けるんだろう…と思っていたけど、そうだとしたら早かったね。




普通、サッカーってのはホームのチームに有利な笛を吹くことはあっても、決して不利になるような判定はしないもの。

もちろん、公正、公平、平等って面をしながらね。

しかし、ウズベキスタン戦、カタール戦、と続けざまに明らかに日本に不利になる判定の連続。

・日本人選手へのファウルは全くとらない
・明らかに認めざるを得ない場合以外の得点は無効
・相手選手が転ぶと、接触していようがしていまいが日本人選手のファウル
・相手選手の悪質なファウルに対してはカードすら出ない、日本人選手は即退場

これじゃサッカーになりませんよ。




以前から、日本は歴史的な理由からアジアの中にはあまり味方がいないので、アジア同士の対戦では基本的に不利な笛を吹かれがちだった。

韓国と対戦すると中国人レフェリーが、中国と対戦すると韓国人レフェリーが、中東の国と対戦すると東南アジア人レフェリーが、まるで仕返しとばかりに日本に不利な笛を吹く。

互角以上に試合を運べるようになった最近は、微妙な審判の笛程度で試合が左右されなくなってきたけど、この2試合は異常。

微妙なんてもんじゃない、今まで見たことがないほど火をみるよりも明らかに偏った判定の連続で、試合をしていた選手が可哀想なくらい。

みんな、よく我慢してるよ、ホント。




このままだとハンドボールの二の舞になることは確実。

これから先、相手によらず日本は全ての試合で極端に不利な判定を受けながら試合をしなくてはならないとしたら、本当に先が思いやられる。

早いところFIFAに掛け合うなどして、アジアサッカー連盟を分割し、東西アジアサッカー連盟を作り上げた方が良いのではないか…と真剣に思った今日この頃。




しかし、例の選挙の時期が予選の最初の頃でなくて本当に良かった。